佐倉市の京成佐倉、JR佐倉両駅から10~15分ほどで坂を登り切ると、馬の背中のような小高い位置にある新町通りが現れる。江戸時代には佐倉藩の城下町として栄え、往時の面影を残す街並みの一角で80年近くにわたり地域住民のおなかを満たしてきたのが老舗そば屋「二番町房州屋」だ。
“本家”は同店から300メートルほど離れた創業100年超の「房州屋本店」。故村瀬もんさんが同店を営んでいた長男の結婚を契機に「二番町」を旗揚げし、自身を初代、2代目を息子の照夫さん(87)が務めた。
2代目は郷土のスーパースター、長嶋茂雄氏と...
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