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法の力や男女平等に信念 千葉家裁初の女性所長は42年前 野田愛子 【「虎翼」モデル三淵嘉子に続く時代】(上)

2024/10/13 5:00 (4/15 14:09更新)
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 先月放送が終了したNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公「猪爪寅子」のモデルは、日本初の女性弁護士になり、後に裁判官も務めた三淵嘉子。女性法律家の扉を開いた先駆者として注目が集まった。新潟家庭裁判所で女性初の家裁所長も務めた三淵と共に、黎明(れいめい)期の家裁の発展に尽力し、千葉家裁の初の女性所長になった人物がいる。後には札幌で女性初の高等裁判所長官にもなった野田愛子(1924~2010年)。家裁制度や男女平等の在り方を問い続けた野田の法曹人生はどのようなものだったのか。

 野田は1924(大正13)年、東京・新宿に生まれ、米国人女性が園長の幼稚園に通い、小学校は男女共学という当時としては珍しい環境で育った。「父親がアメリカへ行ってたものだから(中略)どっちかというと当時としてはハイカラだったわけ」(大学時報217号)と、自らの家庭の雰囲気を語っている。

 その小学校でも、卒業時に女子は「右総代」(卒業生代表)になれないということを知った。「同じに勉強したのに、男の子は何か社会的にやってて、女の子はみんな家庭に入って嫁に行くという、何か人間として生きてないような感じをだんだん持つようになりましたね」(同号)。

 そんな中、法の世界とい...

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