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試練乗り越え心も成長 中央学院・大谷拓海 【千葉高校野球ドキュメント100~節目の夏最高の夏へ 主役狙うミレニアム球児~】(28)

 第100回全国高校野球選手権記念東千葉・西千葉大会が11日に開幕する。節目の大会に出場する3年生は2000年度生まれの“ミレニアム世代”。本紙連載「千葉高校野球ドキュメント100」では歴代大会出場者に続き、最後の夏に虎視眈々(たんたん)と頂点を狙う4人を紹介する。

 あの残像は、大谷拓海の脳裏に深く焼き付いている。

 3月25日、甲子園。九回2死。サインを拒み、自ら直球と決めた135球目。中央学院の初出場初勝利という夢は、逆転サヨナラ3ランによって打ち砕かれた。「自分の責任」と流した大粒の涙が止まらなかった。

 砂は持ち帰らず、映像も見返していない。「とにかく1球の大切さを学んだ」とキャッチボールから見直し、狙った箇所へ投げられるよう取り組んだ。甲子園での借りを甲子園で返すため、懸命に前を向き続けた。

 だが、順調に歩んでいた5月下旬。右腕を再び悲劇が襲う。

 練習試合で相手打者が放った強烈なライナーが頭に直撃した。救急車で運び出され、一週間の入院生活。...

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高校野球

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