11月15日は「いい遺言の日」。高齢社会を迎えて相続が身近な存在になる中、千葉地方法務局の星野辰守局長に「自筆証書遺言書保管制度」「相続登記」などについて話を聞いた。
-相続をスムーズにする方法はありますか。
「核家族化、少子高齢社会などにより親族同士が疎遠になり、相続時の争いが増加傾向です。遺言書はトラブルを避ける手段になります。『いい遺言の日』を機会に遺言や相続に興味を持っていただき、家族が笑顔で過ごせる社会を築ければと思います」
-遺言書を作成するメリットはありますか。
「生前の意思で各相続人への遺産を具体的に決めることで相続人同士の争いを未然に防ぎ、速やかな相続手続ができます。遺言書がない場合、相続人の間で遺産分割協議をする場合は、相続人全員の同意が必要になるなど時間がかかります」
-2020年7月10日に始まった「自筆証書遺言書保管制度」について教えてください。
「自筆の遺言書の原本を法務局で保管できるようになりました。制度施行前は自筆の遺言書を自ら保管していたために紛失や偽造される恐れがありまし...
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