兵庫・淡路島で開催中の「うみぞら映画祭」に登壇した(左から)会田正裕(撮影監督)、水谷豊(監督)、菜葉菜、藤井泰子(オペラ歌手)
俳優で映画監督の水谷豊が手がけた最新作『Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~』(5月22日公開)が、兵庫・淡路島で開催中の「うみぞら映画祭」で初上映され、上映に先立ちトークショーが行われた。
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本作は、水谷が企画・監督・脚本・プロデュース・主演を務める“1人5役”の意欲作。人生の岐路に立つ人々を描く4つの物語からなるオムニバス作品で、「小さな幸せ」をテーマにした“MIZUTANIワールド”が展開される。
今年で10周年を迎えた同映画祭は、海上に巨大スクリーンを浮かべ、砂浜から映画を鑑賞できる国内最大級の野外映画祭。まさに“海の映画館”といった趣きで、会場となる洲本市の海岸一帯には屋台やナイトマーケットも並び、独特の空間を作り上げている。
映画祭が掲げる「海のある風景の素晴らしさを再認識」というテーマが、本作の描く“日常の中の小さな幸せ”とも重なり、水谷監督の「全国各地へ映画を届けたい」という思いもあって、10周年のオープニングを飾ることとなった。
イベントには水谷のほか、菜葉菜、撮影監督の会田正裕、オペラ歌手の藤井泰子が登壇。水谷は「皆さんと一緒に観られることに大きな幸せを感じています」とあいさつした。
続いて菜葉菜は「こんなに素晴らしい映画祭でお披露目できることを光栄に思っております」。会田は「波の音を聞きながら観てもらうことは幸せだと思いました。作品にピッタリ」と話し、藤井は「ヴォナセーラ(こんばんは)」とイタリア語を披露した。
水谷豊にとって本作は通算4作目の監督作品。これまでとは異なるテイストも印象的だが、構想のきっかけについて「ごく普通の人たちの生活を描きたかった。さまざまな年代の物語を作ろうとオムニバス形式にし、それぞれがつながりながら主役が移り変わる中で、“幸せとは何か”を考えた。誰もがどこかに当てはまる内容になっていると思う」と語った。
油絵画家の妻という役どころを演じた菜葉菜は、「普段暗い役が多く、実際の私は、根は明るいのですが、役としてコメディ役は難しいと思った、今回は水谷監督本人が実際の演技を見せてくれた」と振り返った。
「相棒」シリーズで長年タッグを組む会田は、監督・水谷豊の魅力について、「魔法を使う。今回は我々の力を引き出す魔法。4作目でどんどん進化している。我々に任せてくれるから、気持ちが良い状態で撮影ができる」とコメント。
藤井は、エンディングテーマについて「自由に歌ってくださいというオーダーだった。イタリアに25年住んで、小さな幸せを見つけて自慢する人生の賛歌と思った」と語った。
本作のタイトルにちなみ“小さな幸せ”を聞かれると、水谷は「きのう、ホテルで食べた淡路島の玉ねぎがとてもおいしくて、幸せを感じました」とにっこり。菜葉菜も「きのうの淡路牛のステーキです」と応じ、地元の味覚を楽しんだエピソードを披露した。
水谷は最後に「子どもの頃から映画が大好きで映画少年でもあった。映画を観るとその日一日幸せになり、何年か経って思い出す作品もある。この作品が、皆さんにとって後から思い出すような映画になればうれしい」とメッセージを送った。
上映前には花火も打ち上げられ、会場の熱気が最高潮になる中、上映がスタートした。
本作のテーマは「ART(アート)」。ストーリーごとに「オレンジ」「グリーン」「マゼンタ」といったテーマカラーを設定し、色彩豊かな映像が独特の空気感を生み出す。さらに、ジャンルを超えてシーンに寄り添う多彩な音楽が、物語への没入感を一層高めている。出演は菜葉菜のほか、池谷のぶえ、河相我聞、趣里、橋本淳ら。水谷と趣里の父娘初共演も注目されている。"
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本作は、水谷が企画・監督・脚本・プロデュース・主演を務める“1人5役”の意欲作。人生の岐路に立つ人々を描く4つの物語からなるオムニバス作品で、「小さな幸せ」をテーマにした“MIZUTANIワールド”が展開される。
今年で10周年を迎えた同映画祭は、海上に巨大スクリーンを浮かべ、砂浜から映画を鑑賞できる国内最大級の野外映画祭。まさに“海の映画館”といった趣きで、会場となる洲本市の海岸一帯には屋台やナイトマーケットも並び、独特の空間を作り上げている。
映画祭が掲げる「海のある風景の素晴らしさを再認識」というテーマが、本作の描く“日常の中の小さな幸せ”とも重なり、水谷監督の「全国各地へ映画を届けたい」という思いもあって、10周年のオープニングを飾ることとなった。
イベントには水谷のほか、菜葉菜、撮影監督の会田正裕、オペラ歌手の藤井泰子が登壇。水谷は「皆さんと一緒に観られることに大きな幸せを感じています」とあいさつした。
続いて菜葉菜は「こんなに素晴らしい映画祭でお披露目できることを光栄に思っております」。会田は「波の音を聞きながら観てもらうことは幸せだと思いました。作品にピッタリ」と話し、藤井は「ヴォナセーラ(こんばんは)」とイタリア語を披露した。
水谷豊にとって本作は通算4作目の監督作品。これまでとは異なるテイストも印象的だが、構想のきっかけについて「ごく普通の人たちの生活を描きたかった。さまざまな年代の物語を作ろうとオムニバス形式にし、それぞれがつながりながら主役が移り変わる中で、“幸せとは何か”を考えた。誰もがどこかに当てはまる内容になっていると思う」と語った。
油絵画家の妻という役どころを演じた菜葉菜は、「普段暗い役が多く、実際の私は、根は明るいのですが、役としてコメディ役は難しいと思った、今回は水谷監督本人が実際の演技を見せてくれた」と振り返った。
「相棒」シリーズで長年タッグを組む会田は、監督・水谷豊の魅力について、「魔法を使う。今回は我々の力を引き出す魔法。4作目でどんどん進化している。我々に任せてくれるから、気持ちが良い状態で撮影ができる」とコメント。
藤井は、エンディングテーマについて「自由に歌ってくださいというオーダーだった。イタリアに25年住んで、小さな幸せを見つけて自慢する人生の賛歌と思った」と語った。
本作のタイトルにちなみ“小さな幸せ”を聞かれると、水谷は「きのう、ホテルで食べた淡路島の玉ねぎがとてもおいしくて、幸せを感じました」とにっこり。菜葉菜も「きのうの淡路牛のステーキです」と応じ、地元の味覚を楽しんだエピソードを披露した。
水谷は最後に「子どもの頃から映画が大好きで映画少年でもあった。映画を観るとその日一日幸せになり、何年か経って思い出す作品もある。この作品が、皆さんにとって後から思い出すような映画になればうれしい」とメッセージを送った。
上映前には花火も打ち上げられ、会場の熱気が最高潮になる中、上映がスタートした。
本作のテーマは「ART(アート)」。ストーリーごとに「オレンジ」「グリーン」「マゼンタ」といったテーマカラーを設定し、色彩豊かな映像が独特の空気感を生み出す。さらに、ジャンルを超えてシーンに寄り添う多彩な音楽が、物語への没入感を一層高めている。出演は菜葉菜のほか、池谷のぶえ、河相我聞、趣里、橋本淳ら。水谷と趣里の父娘初共演も注目されている。"