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震災テーマ受賞作「手に取って」 芥川賞「荒地の家族」の佐藤さん

2023/1/21 20:10 (2023/1/21 21:48更新)
 仙台市で記者会見する、芥川賞に選ばれた佐藤厚志さん=21日午後 拡大する

仙台市で記者会見する、芥川賞に選ばれた佐藤厚志さん=21日午後

 東日本大震災の被災地を舞台にした「荒地の家族」が第168回芥川賞に選ばれた佐藤厚志さん(40)が21日、仙台市で記者会見し「東北以外の人には震災をテーマにした小説は手にしづらいかもしれないが、受賞をきっかけに手に取ってほしい」と話した。

 仙台市で書店員として働きながら執筆活動を続けている。会見前に店舗に顔を出したとし「同僚から温かい拍手で迎えられ、期待に応えられて良かった」と笑顔を見せた。今後については「仕事をこなしながら誠実に書いていきたい」と意気込んだ。

 受賞作は、宮城県沿岸部に住む40歳の植木職人の男性が主人公。元通りにならない苦しい日々を描いた。