メインコンテンツに移動

フリーランス法違反で公取初勧告 小学館と光文社、期日に報酬なし

2025/6/17 16:55 (2025/6/17 18:00更新)
 フリーランス法違反による勧告の構図 拡大する

フリーランス法違反による勧告の構図

 雑誌編集に関わったフリーのライターやカメラマンに取引条件を明示せず、報酬を期日までに支払わないなど、フリーランス法違反に当たる行為があったとして、公正取引委員会は17日、出版大手の小学館と光文社(いずれも東京)に取引の適正化や再発防止を求めて勧告した。公取委によると、昨年11月の同法施行後で勧告は初めて。

 公取委の認定事実では、小学館は月刊誌や週刊誌の記事、写真データ、イラストの作成、ヘアメークなどの業務をフリーランスに委託しており、昨年12月に191人に委託した際、報酬額や支払期日といった取引条件を書面やメールで明示しなかったほか、期日までに報酬を支払わなかった。光文社は昨年11月〜今年2月、31人に同様の行為をした。

 取引条件の説明は口頭でされ、報酬額は「(会社内部で)決めた費用を支払う」と明言されないケースがあった。同法は製品や成果物の受け取りから60日以内に報酬を支払うなどの義務を定めるが、多くで遅延があり、誌面掲載後になることが常態化していた。

"高校野球" 記事全文検索