今回の衆院選では、千葉県内の5小選挙区で約1300~6400票差の激しい戦いが展開された。そのうち千葉13区は無党派層やリベラル層の多い都市部や千葉ニュータウン、農業が盛んで保守地盤が強固な地域を含む「千葉の縮図」ともいえる選挙区。東葛飾から印旛地域まで5市2町、東西約40キロの広い選挙区で、自民党前職の松本尚氏(62)と立憲民主党元職の宮川伸氏(54)は支持拡大に奔走した。
「守り切るのが精いっぱいだった」。選挙戦最終日の10月26日、マイクを納めた松本氏は事務所で息をついた。再選を果たしたものの、前回2万票以上あった差は3523票にまで迫られた。
自民派閥裏金問題を背景に都市部で宮川氏が伸長するとみて、松本氏は我孫子、鎌ケ谷市での街頭演説を拡充。終盤には石破茂首相(自民党総裁)も応援に駆け付けた。
演説では「私は裏金問題に関わっておらず、当選回数にとらわれず党改革の先頭に立つ。個人を見て」と強調。だが、結果的に我孫子市では約千票、鎌ケ谷市では約2千票離された。地...
この記事は
この記事は
有料記事です
残り1900文字(全文2352文字)
