等身大の動物をクスノキに彫り、油絵の具で彩色する「ANIMALS」シリーズで知られる彫刻家、三沢厚彦(61)の千葉県内初個展「三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions」が、千葉市美術館(千葉市中央区)で開かれている。同館の建築から着想した多次元をテーマに、代表作の表題シリーズや最新作まで200点超を紹介。日本を代表する作家の世界に迫っている。
三沢は京都府生まれ。幼少期から京都や奈良の仏像に接し、彫刻の魅力に引かれた。1990年代に流木などを寄せ集めて制作した「コロイドトンプ」シリーズで注目を浴びる。
2000年に制作を始めた「ANIMALS」は、動物のリアリティーを追求する革新的な造形が評価された。近年は空想上の生き物であるキメラなど複数の動物のイメージを組み合わせる表現に発展し、大型の木彫作品を制作している。...
同館の建物は、戦前に建てられた元銀行支店の洋風建築を保存するため、新しい建物で覆う工法「鞘(さや)堂方式」が採用されている。
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