地方公務員として働く傍ら、千葉市の戦災を伝える活動を20年以上行っている。昨年から市立本町小学校(同市中央区)のPTA会長を務め、1945年に多くの犠牲者が出た千葉空襲の慰霊の集いに参加する行事を企画した。戦争を経験していない世代として「受け継いだ戦争の記憶を次の世代につなげていくことが大切」と語る。
子どもの頃は当たり前のように戦争経験者が周りにいて、ことあるごとに戦争の体験談を聞いてきた。小学校の校長は戦艦大和の乗組員だった。千葉空襲を経験した人は「丘の上に逃げた」と教えてくれた。
大学でヨーロッパなどの政治史について学び、戦争を繰り返さないためにたゆまぬ努力がなされていることを知った。「平和は当たり前にある...
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