勝浦市は本年度から、ふるさと納税で市内の事業者や生産者らの管理・運営業務の委託を見直し、電子商取引(EC)サイトで多能な事業を展開している「ローカル」(熊本市)とタイアップして再出発を切った。2024年度の寄付受入額は23年度から約7割減と急落。「ふるさと納税ありき」からの脱却を図る意図があり、勝浦市は「地元事業者らにECサイトの運営ノウハウを共有してもらい、おのおのでも商売ができるようになれば」と期待を寄せる。
(馬場秀幸)
市のふるさと納税は、全国有数の水揚げ量を誇る勝浦漁港を抱え、魚介類の返礼品を主体に県内断トツの寄付額を誇っていた。だが、23年秋に国が行ったルール変更に伴い、24年度の総寄付額は、23年度の51億4538万円から約68%減となる16億6588万円と凋落(ちょうらく)。21年度から3年続いた県内トップも明け渡した。
◆中間業務の刷新
現状に危機感を抱いた市は大きくかじを切る。食のSPA(製造小売業)事業を運営するローカル社に4月から仲介サイ...
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