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【2026年最新版】千葉県で年末年始に食べる郷土料理は? 圧倒的人気の「冬の味覚」も 千葉日報オンライン会員アンケート、人気料理を紹介

2026/1/15 6:00 (4/16 23:14更新)
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 お正月の食卓に並ぶ料理には、その土地ならではの味や習慣が息づいています。千葉日報オンラインでは、会員を対象に「千葉県で年末年始に食べる郷土料理」についてアンケートを実施。家庭で親しまれてきた定番から、地域色の濃い一品まで、さまざまな情報が寄せられました。特に人気を集めた料理をピックアップして紹介します。(デジタル編集部)

◆はば雑煮


はば雑煮

 圧倒的に人気を集めたのは、「はば雑煮」でした。県内では主に外房地域を中心に「はばのり」を用いた雑煮が古くから食べられてきたといわれ、千葉を代表する正月料理としてよく知られています。

 はばのりは、ノリと言ってもコンブに近い仲間の海藻で、火を通すことで磯の香りが広がります。収穫が冬季に限られ生産量が少ないことから、これを使った「はば雑煮」は古くから正月の特別な料理として位置付けられてきました。


岩礁に付いたハバノリを摘み取る地元猟師ら=2022年1月、鴨川市

「もち入りの汁物に『はばのり』『青のり』『かつお節』をかけたもの。山武郡ではよく食べられています」
「(雑煮は)大根や小松菜などをたくさん入れて はばのりをたくさんかけていただきます」
「濃いめの味噌汁に、でろでろになるまで煮たおもちを入れ、そこに、はばのりをかけて食べるのが毎年の恒例です」

 年末年始の料理らしく、語呂合わせで縁起を担ぐ意味合いも込められているのだとか。

「『幅を利かす』といって、縁起の良い食べものです」

◆太巻き寿司


郷土料理の太巻き寿司

 房総の郷土料理として知られる太巻き寿司(ずし)も、多くの会員の支持を集めました。祭りや祝い事の際に作られてきた料理で、断面に花や文字を描く華やかさが特徴です。「花寿司」とも言われ、正月には家族で切り分けて食べるのが恒例となっている家も多いのだとか。県南・県東地域を中心に親しまれている料理です。

「切ると花など、さまざまな模様となる寿司です」
「田舎が市原市で、正月、子供のころにおばあちゃんの家でよく出てきた」
「太巻きずしは祖母がよく作ってくれていました。パーツを作成し完成図を想像しながら配置し、最後に一まとめにします」

◆伊達巻きずし(銚子市)


伊達巻きずし

 正月のお節料理には欠かせない卵料理「伊達(だて)巻き」。銚子市では糖分をふんだんに使い、分厚く甘いプリンのような食感の寿司(すし)として市内各地の店で提供されており、地域の名物となっています。

「銚子市の伊達巻は寿司ありです」
「プリンみたいな食感で、甘すぎず、後を引く美味しさです」

◆初詣客になじみ?成田山参道「米屋」の和菓子も


米屋が新浜レオンさんとコラボしたパッケージのなごみるく

 「料理」ではありませんが、意外にも多くの投稿が寄せられたのが成田市の老舗和菓子店「米屋」の和菓子でした。成田山新勝寺の門前町で生まれ、参拝客に親しまれてきた菓子は、定番のようかんから地元色あふれる『ぴーなっつ最中』まで多彩な甘さが人気。昨年は、歌手の新浜レオンさんとコラボしたことでも話題になりました。全国有数の参拝者数を誇る新勝寺の参道の店として、多くの初詣客にとってなじみの「お正月の味」となっているのかもしれませんね。

「成田市をはじめ、多くの千葉県民に人気ですよね」

   ◇     ◇
 房総にはほかにもすてきな郷土料理、年末年始グルメがいっぱいです。会員から集まった情報を、コメントとともに紹介します。

◆干葉(ひば)


ひば

 北総地域では、雑煮に大根の葉を干した「干葉(ひば)」をふりかける家庭も。

「大根の葉っぱを何日か外で干したあとに最後、電子レンジで、水気をとって、パリパリにしたら出来上がりです。これをかけないと新年のお雑煮という気分になりません」

◆牛乳ようかん(外房地域)

 牛乳や寒天、砂糖で作られる「牛乳ようかん」も正月に食べられる人気の郷土料理です。

「牛乳かんとは言わず牛乳ようかんと言います。なぜか年末年始に食べています」

◆かいそう(銚子市、旭市など)

「海藻を茹でて冷やし固めて食べる料理です」

 このほか、会員からはさまざまな「郷土料理」「年末年始のグルメ」情報が寄せられました。

○郷土料理

◆なめろう

「刺身用あじを細かく刻んで包丁でたたく料理。しょうが、ねぎ、味噌、醤油を加え、さらに包丁でたたきながら、包丁を使って重ね合わせるように混ぜる。お好みで、刻んだねぎをちらします」

◆ベーボ貝(スガイ)

「塩茹ででいただきます」

◆ピーナッツバター

「道の駅で売られているピーナッツバターは地元産で、めちゃくちゃ美味しい」

◆ピーナツみそ

「子どものころ、千葉駅の駅弁にピーナツみそがほんの少し入っていて楽しみだった」
「ピーナッツにみそをからめている。印旛地区では昔、給食にも出ていた」

◆落花生のおしるこ

「成田で食べた。美味しかった」

◆勝浦タンタンメン

「地元の漁師たちが体を温めるのに食べたと聞きます」

◆くじらのたれ

「網の上で炙(あぶ)っていただきます」

○年末年始グルメ

◆「さのや」の今川焼(銚子市)

「海鮮も良いけれど、冬の寒い中いただく熱々の今川焼は、我が家の『年始のご当地グルメ』です」

◆赤く染めたゆでだこ
「私は山口県...

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