私は、仏教の聖地「チャイティーヨ」をあとにして、ヤンゴンへと戻る車中にいた。
「鳥光さん、10分ほどお時間をいただいて宜しいですか?」
突然、ガイドのタンさんが私に言った。「どうしました?」と私が答えると、「私が大切にしているお寺がこの近くにあるんです。そこには50人ほどの孤児がいて、僧侶たちがその子たちを養っているんです。学校みたいにして勉強も教えています」。彼女は申し訳なさそうに両掌(てのひら)を合わせながら私に説明した。
今回の道中、タンさんの親切で丁寧な対応に感心していた...
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