かつては学校の風景の一部だった「飼育小屋のウサギ」。千葉市の市立学校に、この風景はもうない。ピーク時に市内で500匹を数えた学校のウサギは飼育の廃止が進み、保護者や地域住民のボランティアの協力のもと里親に引き取られていった。他市でも同様の動きが広がる。背景には、学校での適切飼育の難しさや教職員の小さくない負担があった。
(大村慧)
昨年12月の市議会定例会で、亀井琢磨議員(立民)の質問に、中島千恵教育次長は「ウサギは里親への引き渡しが進み、1匹がボランティアのもとで里親待機中。引き渡しが行われれば、ウサギの飼育校数はゼロとなる」と答弁した。この最後の1匹も里親への譲渡の話が進み、現在里親のもとで相性を確認するトライアルが始まっている。
市教育委員会によると、ウサギの飼育は児童・生徒が協力し責任感や協調性を育む目的で普及した。記...
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