メインコンテンツに移動

変わりゆくものの中で スリランカへの旅II(3) 【鳥光宏の旅と文学】(47)

2026/4/11 5:00 (4/16 23:14更新)
有料記事

 スリランカ到着の翌日、スメダさんのお宅を訪ねた。さすがスメダさん、庭には色とりどりの美しい花々が咲き乱れ、その上を数種の蝶が舞を見せていた。

 「ここは、まるで竜宮城のようですね。僕は浦島太郎になっちゃったかな」などと私がポツリポツリとつぶやくと、スメダさんはけげんそうな表情を見せて首をかしげている。チャンドラー先生が浦島太郎の話をすると、スメダさんは大笑い。「それ、ユーチューブで観ました!」。日本の昔話と現実が目の前の交差点で重なり合ったのを実感したのか、妙にはしゃいでいたのが印象的だった。互いに再会を喜び合い、そして素敵なセンスの庭を眺めながら、おいしい朝食をいただいた。

 午後、スメダさんに案内されて、付近の寺院やマーケットを散策し、私たちはその足でクルネガラ県にある「希望インターナショナルスクー...

この記事は 有料記事です

残り820文字(全文1175文字)