現世とあの世のはざまを訪れた死者の決断を描く「さよならの向う側」シリーズで人気作家に。地元・千葉県を舞台としたハートフル作品を多く手がけ、読者の共感や感動を呼んでいる。「言葉には力がある。自分の小説が救いや勇気を与えられれば」
高校3年生の時に文化祭で劇の脚本を担当し、書くことの面白さに目覚めた。大学生になると脚本家を目指し「シナリオ・センター」に通うように。「何をしても続かなかったが、書くことだけは唯一続いた。だめ人間だからこそ器用貧乏にならずに済んだのかもしれない」と笑う。
脚本家としてのキャリアを積み始めていたさなか、苦難に襲われる。大学卒業後の夏、白血病を患い、冬には骨髄移植を受けた。約1年間身動きが...
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