「小型機数 十機」「警戒警報発令」。太平洋戦争末期、1945年6月23日の一宮町の状況だ。町内に保管されていた防空監視の日誌には、敵機の襲来で未明から午後にかけ、繰り返し発令された警戒警報の記録が克明に残されていた。空襲による大きな被害はなかったとされている同町。それでも残された資料からは、戦争に巻き込まれた郷土の姿が浮かび上がる。近年見つかった戦争関連の文書から、戦下の様子をたどる。
(茂原支局・武内博志)
日誌は、町内の住宅に保管されていた段ボール2箱分の資料の中から見つかった。資料は昨年、町教委に一括して寄贈され、整理作業を進める中で概要が判明した。
町教委によると、確認されたのは、1945年5月から8月までの警防団...
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