東日本大震災の際に発生した津波では多くの命が奪われた。昨年7月、千葉県内で“あの日”以来、14年ぶりに津波警報が発令された。夏休みシーズンまっただ中。館山市では市民に加え、海水浴などで訪れていた観光客らを避難場所へ誘導した。近年続く猛暑と、普及した車社会。空調機器がある避難場所の整備や高台へ向かう道路の渋滞解消といった課題が浮き彫りになった。震災発生から15年の間、房総半島は台風や大雨に見舞われて防災に対する意識の向上や施策は進んだが道半ば。さらなる対策の拡充が求められている。
(島津太彦)
昨年7月30日、ロシア極東カムチャツカ半島付近を震源とする巨大地震...
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