清水伶選 【日報俳壇】

生家解き離るる故郷柿たわわ 浦安 中川洋治

 【評】生家を解き故郷を離れるという淋しさ、そのやや報告的な内容に添えられている季語の「柿たわわ」が、鮮やかに作者の心象と故郷の風景を象徴している。柿の実のある風景は、日本の村々の原風景でもある。< ・・・

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